SWAT Mobility、三鷹市で実証運行を行うAIデマンド交通が5月27日から新たに井の頭地区で運行開始

出版日
May 27, 2024

SWAT Mobility Japan株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:末廣将志)は、三鷹市・境交通株式会社(本社:東京都三鷹市、代表取締役:根本克己)・寿交通株式会社(本社:東京都三鷹市、代表取締役:金鎭午)・和親交通株式会社(本社:東京都三鷹市、代表取締役:仁杉元彦)と締結した「AIデマンド交通実証運行に関する協定書」に基づき、三鷹市で運行しているAIデマンド交通の実証運行が、新たに井の頭地区で開始したことをお知らせします。

背景
高齢者等の活動を支える移動手段の確保に課題を持つ三鷹市は、地域住民の交通利便性を向上させる目的で、2022年10月より三鷹市大沢地区でAIデマンド交通の実証運行を開始しました。運行開始から登録者数と利用者数は増え続け、10代から80代まで幅広い世代にサービスを利用して頂いています。2023年10月より大沢地区に加えて、交通網が不十分な地域を抱える井口・深大寺地区へ、運行エリアを拡大しました。

井の頭地区での実証運行開始
2024年5月27日より、大沢・井口・深大寺地区に加えて、新たに井の頭地区で実証運行を開始しました。新たな運行地域である井の頭地区は、コミュニティバスが運行できないような狭路が多くある地域であり、運行の自由度が高いAIデマンド交通の導入が期待されていました。今回の井の頭地区での実証運行開始に合わせて、乗車予約用アプリをリニューアルし、他サービスとのAPI連携を容易に行うことができるシステムとなりました。また、引き続き、狭路へのルーティングを避けるためのパラメータ設定を行うと共に、車いす利用者やベビーカー・シルバーカー用の座席予約機能を提供します。

概要
実証期間(予定):2022年10月24日~2025年3月31日 ※月~土の運行
サービス提供エリア:三鷹市大沢・井口・深大寺地区、井の頭地区
利用方法:アプリ「三鷹市AIデマンド交通」
実施主体:境交通株式会社、寿交通株式会社、和親交通株式会社、SWAT Mobility Japan
本事業では、三鷹市と交通事業者、弊社が協定を結んで運行しています。
Webサイト:三鷹市ホームページ https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/097/097853.html

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ほたる号・めぐり号

※三鷹市都市再生部調整担当部長 齊藤様の弊社システムに関するインタビューは、こちらからご確認いただけます(インタビュー時:都市整備部交通ネットワーク推進担当部長)。

●SWAT Mobilityについて
SWAT Mobilityは人・モノの移動に関する課題解決のため、オンデマンド交通運行システム、路線バス交通分析ツール、物流配送最適化システムを提供しています。最少の車両台数で複数の乗客・モノを効率良く相乗りさせるルーティング・アルゴリズムは世界トップクラスと認定されています。テクノロジーの社会実装を通し、当社ビジョン”Empowering the world to move more with less”の実現を追求していきます。

SWAT Mobility Japan株式会社
所在地:東京都千代田区麹町
代表者:代表取締役 末廣将志
設立:2020年
ホームページ: https://www.swatmobility.com/jp